年間行事のご案内|愛知県岡崎市のお寺「是字寺 龍海院」
年間行事event
四季と共に巡る祭典
龍海院では、四季折々の催事を執り行っております。
街で過ごしていると仕事や時間に追われ、
思わず忘れてしまいがちな日本の文化を是非当山で感じ、
ゆっくりと流れる時を穏やかにお過ごしください。
一月(睦月)
1日 除夜の鐘
翌日の節分を前に、お清めをする夜ということで「除夜」といいます。
その意が転じて、現在では大晦日の夜を除夜と称するようになりました。かつての旧暦の頃は、1月1日は、1年の始めの日でしたが、合わせて立春でもありました。よって、今でも「新春」という言葉をお正月に使うわけです。
この日には、「除夜の鐘」を撞く行事が有名です。この日に鐘を108回撞く意味については諸説あるようですが、一番良く知られている、108という数が人の煩悩の数であり、これを消除するためであるとされています。
この鐘を鳴らす習わしは中国の宋の時代に始まったものとされています。
二月(如月)
2日 新春大般若御祈祷法会
『摩訶般若波羅蜜多経(大般若経)』の経文をお唱えすることにより、その功徳をもって平和や参列された方のこの1年の平安、健康など、あらゆる願いを祈祷する法要です。
三月(弥生)
春分の日 春彼岸法会
春分の日の前後3日間を「お彼岸」と言いますが、お彼岸の前日には、仏壇のお掃除はもちろん、仏具などもきれいにして、お花もかえます。
花は樒(しきみ)が一般的ですが、季節の新しい花を挿してあげれば、なお良いです。
お彼岸の入り日は、お仏壇に団子を一対山形にして供え、中日には、おはぎやぼた餅を供えて明けの日には再びお団子を供えます。
この間、お霊供膳(れいぐぜん)、珍しいお菓子、果物も供えます。
四月(卯月)
五月(皐月)
六月(水無月)
七月(文月)
8日 盂蘭盆施食法会
お盆は、お彼岸とならんで昔から行われている大切な仏教行事の一つです。
正月とともに1年の大切な区切りであり、多くの親類縁者が顔を合わせ、大切な方々との「つながり」を再確認する機会でもあります。
13日を『迎え盆』、16日は『送り盆』として送り火、灯籠を流します。
この世に生きる私たちと、大切な亡き人とが触れ合う大切な行事です。久しぶりに故郷に集まった家族や親族と共に過ごす楽しい語らいの時間を、生死を越えた「つながり」の尊さを再確認しながら、大切に過ごしましょう。
八月(葉月)
第1日曜日 永代供養墓所合同法会
当寺の檀家様方にお集まりいただき、合同で法要を行います。
九月(長月)
秋分の日 秋彼岸法会
基本的には春のお彼岸と同じく、前後3日を含めた7日間を「お彼岸」と言います。
お寺へお参りする際は、ご本尊さまやご先祖さまにお餅もち、お菓子、果物などを供えます。
また、お墓参りをして感謝の気持ちを伝える行事でもあります。
十月(神奈月)
十一月(霜月)
十二月(師走)
31日 除夜の鐘
正月前日に行うお清めとして、108つの煩悩を消滅させるため、「除夜の鐘」を鳴らします。